「伝統」とは何だろうか

最近、話題になっているのは大相撲の舞鶴巡業での騒動でしょうね。挨拶中に倒れた舞鶴市長を救護すべく土俵に上がった女性に対し、若手の行司が「女性の方は土俵から降りてください」といったアレです。

ニュースでは盛んに「土俵に女性を上げないのは、性差別云々」という論議が起こっていますが、私自身思うのは「命よりも優先される伝統やしきたりはない」という事です。正直な話を言えば、力士というのは体型から見ても、いつ・如何なる時に病気でおかしくなったり、ケガで動けなくなってもおかしくははありません。無論、土俵の上でもです。

そんな時、男性看護師や男性医師が居なかった場合、どうすればいいのでしょうか。「しきたりだから」という理由で治療が出来なくて、もしその力士がケガが要因で再起不能、もしくは命を落としたとなれば大問題になるでそう(この問題も正直な話を言えば、市長がまだ生きているからこの程度の問題で済んでいるだけで、もし死んでいたらもっと問題になってるでしょう)。

伝統やしきたりは守るべきものだろうし、軽々しく破っていいというものではありません。今の世の中に合わないしきたりであっても、きっちりと納得のできる説明があれば問題がないと思います。しかし、「しきたりだから」と言って人命を軽視していいという理由にはなりません。

あくまで伝統は伝統であって、人命は軽視してはいけないものだと私は考えます。第一、神様や先人がそこまで融通が利かないとは私は思いませんけどね(笑)